水草水槽のコケ対策13
今回は、『水草水槽のコケ対策12』の続きです。
水草水槽の照明消灯時のエアレーションについて、もう少し書
きたいと思います。
【照明の消灯時にエアレーションを行わないことのメリット】
① PHの急激な変化を抑えられる
エアレーションを行うと、水槽水に溶け込んだ二酸化炭素(C
O2)が水槽の外へ放出されてPHが上がってしまいます。PHの
急激の変化は熱帯魚やエビ、水草にも悪影響を及ぼします。
② コケの発生を抑えられる
エアレーションを継続すると、水槽水の溶存酸素量が飽和状態
に近い状態が維持されることになり、酸素を好むコケが活性化し
ます。
実際の自然界では、昼間は水草の光合成により、沼地などの
水に多くの酸素が溶け込みます。
その酸素は夜間に微生物(好気性バクテリア)や水生動植物が
徐々に取り入れます。
つまり、夜間の酸素量 ⇒ 減 二酸化炭素(CO2)⇒ 増になり
ます。
しかし、照明の消灯時にエアレーションを行うと、酸素量 ⇒ 増
二酸化炭素(CO2)⇒ 減になってしまいます。
水草水槽の成功の秘訣は、自然界と同様な環境を作ることだ
と思います。
とは言っても、限られた水槽の空間では熱帯魚の数や水草の
健康状態などによってエアレーションも必要になります。
③ 毎日の水槽管理が簡単
リリィパイプ(出水用)でエアレーションを行う場合は、照明の
点灯時と消灯時にリリィパイプの位置を変えなければなりません。
大半の人は、いつも決まった時間にリリィパイプの位置を変え
るなんてできないですよね! 私も初めの頃は、奥様にお願いし
てましたが、しばらくすると...(笑)
その後、エアポンプとタイマーによる方法に変更しました。
アクアショップで一番小型のエアポンプを購入しましたが、空気
の泡が強すぎて、水面で弾けた水滴が蛍光灯に付いてベタベタ
に。しかも音と振動が気になる。
エアポンプのチューブに数箇所小さな穴を開けて空気を弱めて
みるが、それでも水滴が跳ねる...(笑)
エアレーションをやめることで、毎日の管理が簡単になります。
【デメリット】
① 水槽の水面に油膜が張る場合がある
通常、油膜はエアレーションにより取除くことができますが、エア
レーションを行わない環境では、どうしても発生しやすくなります。
油膜の主な原因はバクテリアの死骸や餌の食べ残しなどが考
えらえます。
私の水草水槽でも最初の頃は油膜が発生しましたが、その内
発生しなくなりました。
② 酸欠のリスクが発生する
酸素不足により、好気性バクテリアの働きが悪くなる、水温が上
昇する、水草が成長不良になる、熱帯魚が死ぬなどのリスクが発
生します。
続きは、次回にします!!
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